駆け出しのフリーランスカメラマンが悩むこととして、「最初はどこから案件を獲得したら良いのか?」が挙げられます。カメラマンの仕事はほかのフリーランスの仕事と比較するとハードルが高く、ゼロから案件を獲得するのが難しいですよね。
そのような駆け出しのフリーランスカメラマンにおすすめなのが、インターネット上のマッチングサイトです。マッチングサイトはカメラマンとカメラマンに仕事を依頼したい人がつながれます。
今回は、駆け出しのフリーランスカメラマンにおすすめの4つのマッチングサイトをご紹介します。実際にプロのカメラマンも活用していたサイトなので、ぜひチェックしてみてくださいね!
駆け出しのフリーランスカメラマンでもマッチングサイトから案件獲得はできる?
駆け出しのフリーランスが不安になる点として挙げられるのが、案件を獲得できるかどうかです。なぜなら、案件を獲得できなければカメラマンとしてのスタートが切れないからです。
依頼者とフリーランスをつなぐきっかけとなるマッチングサイトは、駆け出しのカメラマンでも案件を見つけやすい一方で、応募者が多いデメリットもあります。
したがって、駆け出しのカメラマンが既に活躍しているカメラマンに勝つためには、ポートフォリオを充実させたりプロフィールで実績や得意な分野を書いたりすることが大切です。
依頼者は経歴以上に「自分の要望にどのくらい応えてくれるか」を重視しておりカメラの場合はそれが一目瞭然なので、駆け出しでも案件を獲得しやすいでしょう。
ポートフォリオに実績を掲載することで駆け出しでもスカウトなどの声がかかりやすいので、ぜひ自信作を載せてみてくださいね!
プロカメラマンが実際に利用したマッチングサイト4選
現在、フリーランスのプロカメラマンとして活躍している人でも、最初は全員が「駆け出し」からスタートしています。したがって、「駆け出しだから案件が取れなかったらどうしよう…」という人も、安心してくださいね!
実際にプロカメラマンが利用していた4つのマッチングサイトをご紹介します。
1.ランサーズ
フリーランスや副業といえば、まずランサーズとクラウドワークスを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ランサーズはフリーランスのエンジニアやWebデザイナー、Webライター案件が中心のクラウドソーシングです。
フリーランスに単発や継続の案件を依頼したいと考えている企業や個人が多数利用していて、案件数は非常に多いのが特徴です。また、ランサーズはもうひとつの大手クラウドソーシングである「クラウドワークス」よりも歴史があるクラウドソーシングです。
ランサーズは通常の応募のほか、パッケージを出品するサービスが利用できます。そのため、カメラマンの案件に応募するだけでなく、自分の出品サービスとして出品することで、カメラマンの少ないニッチな市場から案件獲得ができるでしょう。
2.クラウドワークス
クラウドワークスはランサーズと並ぶ大手のクラウドソーシングサイトで、デザイナー育成スクールなども運営しています。Webデザイナーは写真などの素材も扱うため、写真はとても重要です。
そのため、クラウドワークスはランサーズと中身はほとんど変わらないですが、クラウドワークスではデザイン会社やマーケティング会社などからの依頼も期待できます。
主に登録しているのはエンジニア・Webデザイナー・Webライターなので、カメラ案件があっても競争率は低く、駆け出しのカメラマンがカメラマン案件で採用される確率は高いでしょう。
毎週多くの案件が新規で募集されているので、気になる案件がないかを毎日チェックしてみてくださいね。
3.ココナラ
ココナラはランサーズやクラウドワークスとは異なり、応募よりも出品サービスメインのクラウドソーシングです。ココナラを利用している層はランサーズやクラウドワークスとは少し異なり、占い師や士業などの登録も多いマッチングサイトです。
ココナラを使うメリットは、誰でも受け身の営業ができる点です。また、ココナラ内でビデオ通話機能を活用してサービスを可能することも可能なため、カメラの使い方のレクチャーなどのサービスなどさまざまなサービスを提案できるでしょう。
ココナラにはエンジニア・Webデザイナー・Webライターだけでなくさまざまなプロフェッショナルなサービスを出品している人がバランスよく集まっています。
さまざまな需要を持った購入者が利用しているので、駆け出しのカメラマンが実績をつくるのにもおすすめです。
出品サービスごとに評価が5段階でつくため、サービスが良かったらそれを参考にして別の見込み顧客が出品サービスを購入してくれる可能性も高くなります。
4.比較ビズ
今回ご紹介するなかで一番おすすめなのが「比較ビズ」です!比較ビズは180業種が登録しているマッチングアプリで、仕事を受ける側が手数料を支払う仕組みとなっています。
クリエイターというジャンルのなかに「カメラマン」があるため、カメラマンに発注したい依頼者と出会いやすいメリットがあります。
基本的には企業からの依頼が多く、カメラマンに依頼する企業はそれなりの予算があります。一ヶ月に一回依頼取れるだけでも余裕でペイできるのがメリットで、ランサーズやクラウドワークスよりも価格競争が激しくないのが比較ビズの魅力です。
また、比較ビズ以外の3つのマッチングサイトは基本的にサイトのなかでやり取りをすることを推奨しています。しかし、比較ビズはサイト通さずに個人間でメールや電話で連絡が取れ、より詳細な打ち合わせがしやすくなります。
カメラマンというカテゴリはあるものの、撮影の競合が圧倒的に少なく競合が少ない点が駆け出しのカメラマンにもおすすめです。
カメラマン案件獲得の第一歩はマッチングサイトから始めよう
最近のフリーランスは始め方などの情報が比較的多いですが、フリーランスのカメラマンはまだ少ないですよね。そのため、あまり情報がないかもしれませんが、フリーランスのカメラマンもほかの職種と同様にマッチングサイトの利用がおすすめです。
現時点ではカメラマンに特化したマッチングサイトはほとんどなく、デザインや編集などほかの職種とカメラが密にかかわっています。
だから、インターネットに関連した業種のフリーランスと同じようなマッチングサイトを使って仕事を探すという方法で案件獲得できるでしょう。
カメラマン案件獲得の第一歩として、複数のマッチングサイトを掛け合わせて上手く案件獲得のコツをつかんでみてください。
最後に
駆け出しのフリーランスカメラマンが一番最初に当たってしまう壁が案件獲得するまでです。その壁を越えれば、きっかけをつかんで案件を獲得しやすくなりますよね。
カメラマンの仕事のイメージはオフラインのなかにあるイメージですが、最近ではカメラマンもオンラインでの仕事も増えてみます。マッチングサイトを活用して、フリーランスのカメラマンとしてプロになる土台を固めましょう。